【１０月２６日　GINZAX共同セミナー　レジュメ】（抜粋）

（沼田功講演部分）

「米国の相対的な衰退がもたらすビジネスチャンスの見つけ方」

 

１． ⾃⼰紹介とこのテーマのポイント

① ⾃⼰紹介

ⅰ）IPOのスペシャリスト 経営の次の⼀⼿を読む 中⻑期の経済情勢を読む

ⅱ）復旦⼤学（上海）⽇本研究センター客員研究員の経験

復旦⼤学は⽑沢東時代にも⾼度な⻄側研究を⾏っていた中国唯⼀の⼤学

② ⽶国の「相対的な衰退」がなぜビジネスチャンスになるのか

⇒ 国際情勢の分析は基本的には⼤原先⽣のパートに譲る

ⅰ）⽶国⼀強が明確となった1990年代から囁かれる「覇権安定論」崩壊の現実化？

ⅱ）新国際情勢の中で発⽣しつつあるビジネスチャンス

 

2.３つの世界論 これからのビジネスチャンスの⾒つけ⽅

ⅰ）キャピタリズム

ⅱ）ヴァーチャリズム ⾃⼰実現には有効だが市場は限定されマクロ経済には影響なし

ⅲ）シェアリズム 経済の主役になることはないが、これからの経営原理に

 

３． これからのビジネスで勝つ条件と事例の分析

ⅰ）⼤きく変化するのは市場規模と「まとまり」と「開放性」

ⅱ）キャピタリズムの成功要因は「市場」以外は⼤きくは変わらない

ⅲ）主要国の分析（⼤原先⽣の分析との相違点は？）

・⽶国・・・分断がどこまで進⾏するかがポイント

・中国・・・

・ロシア・・・

・・・・

 

４． ケーススタディ

① シェアリズム型株式公開の可能性

ⅰ）株式公開・資本市場は元来、キャピタリズムの増幅装置

・⽇本のキャピタリズムは東京⼀極集中、

株式公開関連のインフラ、⼈材、ノウハウは 東京⼀極集中の状況である。

ⅱ）シェアリズム型株式公開の可能性

・シェアリズム型産業を株式公開する事例が地⽅には⾒られる

⇒ 指揮官・プランナーの不在、時価総額の低迷、証券会社・VC等が儲からないなど

の⽋点はあるが、上場により経営の透明性が⾼まり、億円単位での資⾦調達が実現

し、地域の強靭なインフラとなることが期待される。

⇒ 資本市場版の国家財政に優しい疑似公共投資としての役割が担えないか？

例）垂直統合特有のコングロマリット

東京のキャピタリズムの世界では、コングロマリット・ディスカウントを嫌うので、

こうした形で地域内シナジーを追求する上場戦略は思いつかない

証券会社のアナリスト、公開引受担当者はネガティブな⾒⽅をする

② シェアリズム型DXの可能性

・シェアリズム型IPOの武器になるのはシェアリズム型DX

・地⽅の農林⽔産業、医療、介護は⼤規模化にも限度、差別化要因としてDXの果たす役

割が⼤きい。

・シェアリズム型経済にキャピタリズム型DXを組み合わせる⼿もあるが・・・

 

★＜セミナー詳細＞

　講師: 沼田功 & 大原浩

日時: 2024年10月２６日(土曜日)

 午後2時〜5時

場所: 銀座ビジネスセンター

東京都中央区銀座６－６－１　銀座風月堂ビル５F

受講料：２万円

◎一般の方は、Peatix（ピーティックス）

https://peatix.com/event/4125220/view

でチケットを購入いただくか、

ginzaxseminar@gmail.com

にご連絡いただいて銀行口座をご確認の上、事前振込をお願いいたします。（１０月２３日（水）までに必着。締め切り後のキャンセル不可）

◎GINZAXメンバーの方は、上記メールにて詳細をお問い合わせください。

（ポイント）

今、あなたの決断が未来を左右する！ 金利、為替、株価、不動産価格が目まぐるしく変動する中、これからの経済・政治情勢はどうなるのか？欧米中心の分析だけでは足りません。

これから世界の覇権国家であった米国の衰退が予想される中で、アジアや日本の伝統的な価値観も取り入れた新しい視点で、「大乱の時代」をどう乗り越えるか考えませんか？

セミナーの特徴

◎深い洞察: マスコミでは得られない真実の情報を元に、あなたの経営戦略にどう活かすかを学べます。

◎実践的なアドバイス: 業種・規模に応じた戦略を具体的に描ける内容。あなたのビジネスの未来を一緒に考えます。

◎新しい生き方の提案: 激動の時代にふさわしい、新しいライフスタイルのヒントが得られます。

なぜ今、このセミナーが必要なのか？日本の未来に貢献するためには、先を読む力が必要です。このセミナーでしか得られない特別な視点で、あなたのビジネスを次のステージに押し上げましょう。

このセミナーを通じて、時代の流れを読み、貴重なヒントを得ることで、あなたも新しい日本の未来を作る一員になれます。経営者・個人事業主・士業の方々に特におすすめの内容です。

セミナの内訳

沼田功講演　（４０分）

大原浩講演　（４０分）

コーディネーター山口哲一の司会による鼎談（６０分）

質問タイム（１５分）

セミナー終了後、近辺で簡単な懇親会を予定しています（希望者は当日お申し込みください。費用は実費）。