研究所紹介
詳細人が行う経済・社会活動は、人からの視点を中心として観察・分析することによって、従来の経済学などの手法では得られなかった、私たちの経験値に照らしてより納得のいく解答や、より説明がつく解答が得られると考えます。
私たちは、これを人間経済科学(JKK)と呼びます。この、人間経済科学は、現代社会が抱え、直面する様々な問題について、これまで以上に適切な診断あるいは処方箋を提示することができるはずです。
研究調査等紹介
一覧資本主義と瞑想のただならぬ関係
★「1970年までの『米国革新の世紀」と、これからの米国を語る」からの続きです。 【アーバン・ブッディズム】 もう一つの収穫は、自身が唱えてきた「アーバン・ブッディズム」とは何かが、この書籍(「米国経済成 .....
1970年までの「米国革新の世紀」と、これからの米国を語る。
「富」と「幸福」の問題は、今や世界を読み解くキーワード 【アメリカ経済 成長の終焉】 冒頭から講演会の告知で失礼をいたします。 https://ameblo.jp/toshino-ochan/entry-12867 .....
たまにでいいから『瞑想』をしてごらん・・・
「走る」小説家 「たまにでいいから『瞑想』をしてごらん。 ひとりさん(斎藤⼀⼈⽒)は瞑想するとね、「⾃分が素晴らしい存在」だってことに、気づくことができるんだ。 やり⽅は⾃由でいいの。無になる必要もないし、リラックスして .....
無神論者であったブッダ
カトリックの聖人ヨサファト キリスト教のローマ・カトリックと東⽅正教会では、10世紀頃からヨサファトと呼ばれるインド⼈を「聖⼈」として崇拝しております。 冒険家のマルコ・ポーロは「ヨサファトの⽣涯はゴータマ・シッ .....
スティーブ・ジョブズの「生涯の師」
米国・聖フランシスコ会の修道女シスター・テレサは修道服のまま得度を受け、修道服のまま朝晩の坐禅や接心をします。 シスター・テレサは語ります。「宗教に形式を求めるなら宗教をミックスしてはいけない .....
瞑想という自己洗脳
マインドフルネス(瞑想)という科学 欧⽶では瞑想(マインドフルネス)がブームですが、マスコミには盛んに取り上げられるものの、⽇本では瞑想の習慣がなかなか定着しません。 欧⽶先進国では瞑想習慣が .....
他力でのキャリア形成論
バカ正直 外国為替市場では⼀時1ドル160円にまで達し34年ぶりの円安⽔準、その後⽶国の雇⽤統計を機に急速に円⾼に戻しました。 34年前は⾃⺠党が安定多数を確保しましたが、今年の衆院3補選では全敗、激変する変化に .....
「内陣」の心にしみ込む仏教体験
日経平均は34年ぶりに過去最高値を更新、日本は株価の面では長い停滞を脱して、ようやく新しいステージに入りました。資本市場の一員として、この34年の停滞の反省と責任を、次の世代に繫げていきたいと、私も決意を新たにし .....
座禅をすれば仏になれるのか
【「悟るため、往生するための仏教」と「現世利益のための仏教」】 勝手な理論ですが、私は「悟るため、往生するための仏教」と「現世利益のための仏教」を敢えて分けて考えてみました。 もっとも「悟る」と「往生 .....
情報化社会と都市型仏教、そして檀家制度
私は最近、「情報化社会に対応した仏教」のことを考えております。 仏教には1,500年の伝統がありますが、社会も経済も変化を遂げる中、ある時期から農業集落にフィットした仏教が、現在までそのまま伝えられているように感じます。 .....
参考書籍等紹介
一覧『アトムの心臓「ディア・ファミリー」23年間の記録』、映画ディア・ファミリー原作
清武英利著、文春文庫 事実を基にした「ノンフィクション」である。 語り口は淡々としている。取り立てて激しい感情表現があるわけでは無い。 だが、登場人物たちの心の奥底から湧き上がってくる感情が、圧倒的な力で迫っ .....
「黄金の馬」 パナマ地峡鉄道 ー大西洋と太平洋を結んだ男たちの物語ー
ファン=ダヴィ・モルガン著、中川 普訳、三冬社 本作品は、子供の頃夢中になって読んだロバート・L. スティーヴンソンの「宝島」を思い起こさせるところがある。子供向けの簡略版であっ .....
確率とデタラメの世界 偶然の数学はどのように進化したか
デボラ・J・ベネット白揚社
「杞憂」という言葉があります。 中国古代の杞の人が天が崩れ落ちてきはしないかと心配したという、「列子」天瑞の故事から生まれました。心配する必要のないことをあれこれ心配することを意味しますが、「天が崩れ落ちてくる確率」 .....
たまたま 日常に潜む「偶然」を科学する
レナード・ムロディナウ ダイヤモンド社
「偶然」にまつわるエピソードを、世の中の幅広い範囲にわたって歴史的に深く洞察した良書です。特に歴史的なエピソードには興味深いものが多く、カルダーノの半生は注目されます。 そもそも、「確率論」や「統計学」は、古代ギリシ .....
『アメリカ経済 成長の終焉(上・下)』
『アメリカ経済 成長の終焉(上・下)』 ロバート・J・ゴードン著,高遠裕子・山岡由美訳 ロバート・ゴードン教授(米国ノースウェスタン大学)といえば、米国のマクロ経済学者であり、生産性問題研究の大家である。本著は、ゴードン .....
名画で味わうギリシャ神話の世界
有地京子大修館書店
ダイナミックな愛憎の芸術を語る 有地京子氏は名画解説者であるが、「表意文字」ならぬ「表意絵画」の専門家でもある。例えばアルファベット26文字それぞれは単なる記号にしか過ぎないが、その多彩な組み合わせによって、驚くほど深い .....
複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線
マーク・ブキャナン 草思社
<世間は狭い> 街角でばったり知人に会った時などに、「It’s a small world!」(世間は狭いね)と言います。この「街角で知人にばったり現象」は、「確率論」の観点から考えれば実はそれ .....
歴史の方程式 科学は大事件を予知できるか
マーク・ブキャナン 早川書房
マーク・ブキャナンは、この本の出版後「複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線」という本も書いていますが、こちらのほうがより「本質」に鋭く迫った内容です。 タイトルでは「歴史」となっていますが、物理 .....
人口論
トマス・ロバート・マルサス 光文社古典文庫
現代の経済は食糧(農業)に制約されるのか? トマス・ロバート・マルサスによって1798年に匿名の小冊子で発刊された本書が、人口の増減と世の中の繁栄(人々の幸福度)の相関関係に関し .....
資本主義と自由
ミルトン・フリードマン日経BP社
<自由こそ資本主義の源流> 1962年にそれ以前の講義内容を基に出版された本ですが、60年近く昔の内容であるにも関わらず、現代我々が直面している諸問題に関して鋭く切り込み、かつ明確な解答を与えている名著 .....