Economics merging humanities and science

研究所紹介

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人が行う経済・社会活動は、人からの視点を中心として観察・分析することによって、従来の経済学などの手法では得られなかった、私たちの経験値に照らしてより納得のいく解答や、より説明がつく解答が得られると考えます。

私たちは、これを人間経済科学(JKK)と呼びます。この、人間経済科学は、現代社会が抱え、直面する様々な問題について、これまで以上に適切な診断あるいは処方箋を提示することができるはずです。

研究調査等紹介

一覧

99%AI寺院

  仏教の本流は、その時代、その地域の先端技術との習合です。 宝瑞院はこれまで、WEB3やDAOとの習合を⽬指しておりました。GAFAを倒すのはWEB3やDAOだと私は想定しておりました。 経済評論家・⼤原浩先⽣とは、時 .....

真言宗はApple、天台宗はGoogle

⽇本の仏教は南都六宗(奈良時代:仏教の適⽤範囲と理論)からスタートして、総合 仏教(平安時代:天台宗と真⾔宗:仏教の総合化)、鎌倉仏教(鎌倉時代:修⾏⽅法等の選択)といった歴史を辿ります。 それ以前の南都六宗は真⾔宗に、 .....

⽇本⼈の宗教は曼荼羅密教だ!

「曲学阿世」とは、学を曲げて世に阿(おもね)る姿勢です。 ⾦融引締のような不⼈気な政策は唱える経済学者は少なく、⽿触りの良い⾦融緩和の議論はマスコミでもYou Tubeでも盛り上がります。 仏教の「曲学」はマズいですが、 .....

瞑想は3分でも継続すれば効果がある

  【宝瑞院の目指すところ】 宝瑞院は宗教法⼈ですので、収益が⽬的ではありません。   収益活動も永年の仏教信者の浄財が原資、仏教関連の案件に限られます。 株式会社は資本主義や市場経済のフロントランナー、社会への貢献は当 .....

インフレヘッジとしての絵画購入は、“あり”だろうか?

                               欧米だけでなく日本でも物価の上昇がメディアでしばしば取り上げられるようになり、最近ではインフレ率が4%台の時代が来るという意見も出てくるようになってきた。これ .....

2023年から始まる「ミッション」。仏教は世界を変えるか?

    【激動の2022年】 昨年は激動の1年でした。   政治⾯ではロシアのウクライナ侵攻、安倍元⾸相銃撃、ドイツ政府転覆計画が発覚し、中国では習近平⽒が異例の3期⽬続投を決めました。   経済⾯では歴史的なインフレが .....

江沢民は親日派の出自がゆえに反日に走った?

中国の江沢民元国家主席が亡くなった。天安門事件のこともあって、どういう報道がされるかと思ったが、習近平が中国の国内外で嫌われ者になっている状況下なので、意外といっていいほど好意的な反応が多いようだ。 中国との関係について .....

創価学会が悪徳宗教なら数百万世帯の獲得も維持も無理

  このところ文春砲と新潮砲が創価学会攻撃を繰り返しているが、根本的に欠けている視点があると思う。 それは、もし創価学会が過度な負担を強いるような宗教なら、数百万世帯もの信者を獲得することも維持することもありえないという .....

⼀⽔四⾒ 〜宝瑞院⾼野⼭研修〜

 10⽉21⽇(⾦)〜23⽇(⽇)に私が宝瑞院に参加して初めての参拝ツアーを開催しました。元本⼭布教師・⾜⽴信⾏阿闍梨にご案内をお願いし、皆様には「究極の⾼野⼭」をご堪能頂きました。 ⾼野⼭には様々な顔があります。信仰の .....

スティーブ・ジョブズ⽒の法要

  私達が提唱する「アーバン・ブッディズム」のロールモデルとして、私はスティーブ・ジョブズを取り上げておりました。知⼈のご案内でジョブズなどの写真展が開催されていることを知り、初⽇の9⽉5⽇(⽉)にシン・オープン・ラボ内 .....

参考書籍等紹介

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確率とデタラメの世界 偶然の数学はどのように進化したか

デボラ・J・ベネット白揚社

 「杞憂」という言葉があります。  中国古代の杞の人が天が崩れ落ちてきはしないかと心配したという、「列子」天瑞の故事から生まれました。心配する必要のないことをあれこれ心配することを意味しますが、「天が崩れ落ちてくる確率」 .....

たまたま 日常に潜む「偶然」を科学する

レナード・ムロディナウ ダイヤモンド社

 「偶然」にまつわるエピソードを、世の中の幅広い範囲にわたって歴史的に深く洞察した良書です。特に歴史的なエピソードには興味深いものが多く、カルダーノの半生は注目されます。  そもそも、「確率論」や「統計学」は、古代ギリシ .....

『アメリカ経済 成長の終焉(上・下)』

『アメリカ経済 成長の終焉(上・下)』 ロバート・J・ゴードン著,高遠裕子・山岡由美訳 ロバート・ゴードン教授(米国ノースウェスタン大学)といえば、米国のマクロ経済学者であり、生産性問題研究の大家である。本著は、ゴードン .....

名画で味わうギリシャ神話の世界

有地京子大修館書店

ダイナミックな愛憎の芸術を語る 有地京子氏は名画解説者であるが、「表意文字」ならぬ「表意絵画」の専門家でもある。例えばアルファベット26文字それぞれは単なる記号にしか過ぎないが、その多彩な組み合わせによって、驚くほど深い .....

複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線

マーク・ブキャナン 草思社

<世間は狭い>   街角でばったり知人に会った時などに、「It’s a small world!」(世間は狭いね)と言います。この「街角で知人にばったり現象」は、「確率論」の観点から考えれば実はそれ .....

歴史の方程式 科学は大事件を予知できるか

マーク・ブキャナン 早川書房

マーク・ブキャナンは、この本の出版後「複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線」という本も書いていますが、こちらのほうがより「本質」に鋭く迫った内容です。   タイトルでは「歴史」となっていますが、物理 .....

人口論

トマス・ロバート・マルサス 光文社古典文庫

      現代の経済は食糧(農業)に制約されるのか? トマス・ロバート・マルサスによって1798年に匿名の小冊子で発刊された本書が、人口の増減と世の中の繁栄(人々の幸福度)の相関関係に関し .....

資本主義と自由

ミルトン・フリードマン日経BP社

  <自由こそ資本主義の源流>   1962年にそれ以前の講義内容を基に出版された本ですが、60年近く昔の内容であるにも関わらず、現代我々が直面している諸問題に関して鋭く切り込み、かつ明確な解答を与えている名著 .....

大収縮 1929-1933 「米国金融史」第7章

ミルトン・フリードマン日経BP社

  米国の金融に関する歴史を詳細に論じた「米国金融史」の中で、いわゆる「大恐慌」に関する部分をピックアップした書籍です。   今からは考えられないことですが、この時期にFRBが行った「金融引き締め」的 .....

武士道

新渡戸稲造ちくま新書

  本書において、武士道と騎士道が比較されているが、確かになるほどと思う部分がある。   特に、両者とも封建制度における「御恩と奉公」という一種の「社会契約」(文書によらない社会慣習法)に基づいて成立 .....

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