⽇本⼈の宗教は曼荼羅密教だ!

「曲学阿世」とは、学を曲げて世に阿(おもね)る姿勢です。 ⾦融引締のような不⼈気な政策は唱える経済学者は少なく、⽿触りの良い⾦融緩和の議論はマスコミでもYou Tubeでも盛り上がります。

仏教の「曲学」はマズいですが、伝統や正確さに依怙地になるのも世間 から遊離して、誰のための仏教か分からなくなります。

私は曲学阿世も結構、「⼀を聞いて⼗は創る」⼼意気で、仏教で⼈が幸せに⽣きる可能性を探りたいと考えております。

仏教は奥が深いので、ご関⼼をお持ち頂けるようでしたら、ご⾃⾝でも 仏典などを紐解かれ、ご縁のある僧侶とも話をされてみて下さいませ。

 ⽇本⼈の⼤半は「私は無宗教です」と⾔います。 私は「⽇本⼈の宗教は曼荼羅密教だ」と信じております。

社会に根付く宗教は、明⽂化できる知識(顕教)ではなく、⽣活習慣の中に根付き (密教)ます。

タイトルは「密教⼊⾨」でも書籍の知識に過ぎなければ顕教、外道(仏教以外)の教えも⾃らの⾎⾁として活⽤し尽くすなら、私は密教なのだと思います。

経済分析の盟友・⼤原浩⽒は、「⽇本⼈の宗教はオンデマンド型」と喝破します。

たとえば⽇本⼈はクリスマスを「ワンポイントリリーフでキリスト教」の登場を願いお祝いしますが、おちょくっている訳でもふざけている訳でもありません。

敬虔さに多少⽋けるにしても、⼼の中で軽く、頭を垂れて⼿を合わせております。 弘法⼤師の⼦孫・⽇本⺠族は、かくも⾼度な宗教曼荼羅を構築したのです。

 

弘法⼤師は⻄暦835年4⽉22⽇に死亡したとWikipediaにありますが、真⾔密教の聖地・ ⾼野⼭⾦剛峯寺では「今も⽣きている」と信じる僧侶が圧倒的です。 1⽇2回、⼊定しているお⼤師様に、僧侶たちがお⾷事を調理して運びます。

ご存命なのかお亡くなりになっているのか、欧⽶なら宗教戦争が勃発しかねないレベルの問題ですが、Wikipediaに抗議をする僧侶、多くはないと思います。

 私は「お亡くなりになっている」派ですが、⾼野⼭奥の院に参拝した際には、ご存命とされる弘法⼤師に、⽚⽬を瞑って⼿を合わせます。 歴史上の弘法⼤師はお亡くなりになっていても(顕教)、私の⼼の中では、検討の余 地がないくらいご存命(密教)です。

◎本レポートは、リアル曼荼羅プロジェクト・メルマガ35【2023年3月号】 を大原浩の責任で編集したものです。

★沼⽥榮昭(リアル曼荼羅プロジェクト主宰)、 人間経済科学研究所フェロー

楽天・サイバーエージェントなど有⼒企業の上場を ⼿掛け、⼤和証券株式会社公開引受部勤務時代から 通算して、70社強の株式公開を実現、「伝説の株式 公開請負⼈(⽇経新聞記事より)」と⾔われる。上場会社⽣涯100社構想に向けて、スタートアップ企業の発掘・育成・投資に現在も邁進。

2000年〜2021 年まで21年間、サイバーエージェントの社外役員を務める。⽇本証券アナリスト協会検定会員(証券アナリスト)。

⾼野⼭真⾔宗⼤⽇寺(代々⽊⼋幡)で得度、紫雲⼭宝瑞院(仏教寺院)副住職(就任予定)、復旦⼤学(中国・上海)⽇本研究センター客員研究員、⼤阪⾳楽⼤学客員教授、中華⼈⺠共和国主治中医師(内科)。真⾔密教、統合占星術・星平会海、量⼦⼒学波動デバイスTime Waver等を取り⼊れた「株式公開レベル」の経営⽀援を実施。

★ファイブアイズ・ネットワークス株式会社

 〒150-0044 東京都渋⾕区円⼭町5-4

 フィールA渋⾕1402号 isao.numata@5is.co.jp

 

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