参考書籍等紹介

よくわかる病理学の基本と仕組み

田村浩一秀和システム

<おわり>に書かれている内容によれば、執筆を始めてから3年・・・一般の読者にもわかりやすいように、編集者からの「?」に答え続けて完成した本だそうです。確かに、私のようなど素人にも驚くほどわかりやすい本です。 写真や図解も .....

トコトンやさしいガラスの本

作花済夫日刊工業新聞社

ガラスは、古代から使われている食器や鏡、窓ガラス以外に光ファイバーをはじめとするハイテク機器にも多用されています。その幅広い範囲で使用されているガラスについて、要領よくまとめた本です。 ただ、前半はまだしも、後半部分のハ .....

ヤバい経営学

フリーク・ヴァ―ムュ―レン東洋経済新報社

  ウォーレン・バフェットは偉大な投資家として有名ですが、経営者としても偉大だからこそ、一代で米国を代表する企業であるバークシャー・ハサウェイを築き上げ得ることができました。 バフェット流とは、「素晴らしい会社 .....

超ヤバい経済学

スティーヴン・D・レヴィット、スティーヴン・J・ダブナー東洋経済新報社

前作も充実した内容でしたが、本作も前作同様あるいはそれ以上に充実した内容です。 豊富な学術データで「あっ」という結論に導く手腕は健在です。 と、言うよりも、普段我々がメディアなどのプロパガンダに毒されて、どれほど嘘やでた .....

サードウェーブ 世界経済を変える「第三の波」が来る

スティーブ・ケースハーパーコリンズ・ノンフィクション

大学生のときに、アルビン・トフラーの「第三の波」を読んだ時の衝撃は今でもはっきり覚えていますが、私と同世代である本書の著者も同様のようです。 私が過去「代表取締役平社員」(あいであ・らいふ)などの著書で、第4次産業(知識 .....

教育ビジネスの動向とカラクリがよ~くわかる本

川上清市秀和システム

  新聞などで報道される教育業界の現状をそれなりに要領よくまとめています。ただ、特別な視点や展望はありません。 明治時代(寺子屋)からあまり進化していなかった教育分野でも、ネット・ITが浸透しつつあり、大変革が .....

物流がよ~くわかる本

木村徹秀和システム

<1冊目に読みたいわかりやすい入門書>と表紙に書かれていますが、看板に偽りはありません。業界の門外漢が最初に読む本としては非常に良い出来です。 日本の製造業が高度かつ優秀であることを表現するキーワードの一つに、トヨタの「 .....

再生エネビジネスがよ~くわかる本

今村雅人箸秀和システム

「地球温暖化騒動」はいまだに続いているようですが、有名な「不都合な真実」という映画の<不都合な真実>がこれからも明らかになるでしょう。そもそも、マスコミが騒ぎ立てる事柄の多くは、捏造やでまかせですが、この件もその中の一つ .....

最高の戦略教科書 孫子

守屋敦箸日本経済出版社

  「孫子」の兵法を「バトルロイヤル」のためのものであると指摘していますが、その通りです。サッカーや野球のようにAチーム対Bチームという整然とした戦いを想定しているのではありません。また、ルールに則った戦いでは .....

ヤバすぎる経済学

スティーヴン・D ・レヴィット、スティーヴン・J・ダブナ―東洋経済

シリーズものの常として、後の作品ほどつまらなくなるという法則はここでも働きました・・・ただ、ブログをまとめただけの本としてはかなり読み応えがあると思います。 前半はちょっとだるい感じですが、後半に行くほど本領発揮という感 .....

0ベース思考

スティーヴン・レヴィット、スティーヴン・ダブナ―ダイヤモンド社

私のこれまで読んだ、「二人のスティーヴン」の著書の中では、最高です。 私もフリークなので、野球やサッカーなどの一般的スポーツには全く興味が無く、せいぜい自転車競走(ツールド・フランス)を観るくらいです。しかし、私も彼らも .....

図解入門 よくわかる最新 発電・送電の基本と仕組み 電気事業の新常識「第3版」

木舟辰平箸秀和システム

歴史を区分するときに、石器時代、青銅器時代、鉄器時代などと呼ぶことがあります。その区分法に従えば、現在は間違いなく「電気時代」です。街灯にガスが使われていたのはそれほど昔ではありません。日常的に電気が使用されるようになっ .....

とことんやさしい 人工知能の本

辻井潤一監修日刊工業新聞社

見開きで66の項目が解説されています。「とことんやさしい」かどうかはわかりませんが、かなり専門的な内容を、非常に要領よくまとめてあります。 冒頭で、「論理学」「哲学」的な内容が出てきたり、<ユークリッドの互除法>が出てき .....

図解雑学 よくわかる脳の仕組み

福永篤志監修ナツメ社

  AI(人工知能)やエキスパートシステムのことを勉強し出すと、「やはりモデルとなっている人間の脳についてもう一度勉強しなおすべきだ」という思いに駆られ、読んでみました・・・ 2006年の発刊ですから、発達著し .....

ジェフ・べゾス 果てなき野望 アマゾンを創った無敵の奇才経営者

ブラッド・ストーン日経BP社

  ビル・ゲイツやスティーブン・ジョブズをはじめとする起業家(ITに限らず・・・)は概ね、「ゲスの極み乙女」ならぬ「ゲスの極みおっさん」の場合が多いのですが、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスの場合も期待通り(ある .....

バフェットの投資戦略と企業経営

ロバート・P・マイルズ東洋経済新報社

バフェットファンによる、バフェットとバークシャーに関する解説書です。ファンといっても、並々ならぬファンで、しかもバフェットとバークシャーの本質をよく理解している人物(マスコミや世の中の多くの評論家はバフェットをよく理解し .....

IoTの衝撃 <Harvarad Business Review>

DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部ダイヤモンド社

AOL共同創業者のスティーブ・ケース著「ザ・サード・ウェーブ」では、<第3の波>がやってきつつあることを強調していましたが、私も同感です。 1950年ごろからの(汎用)コンピュータの普及が第1の波、1990年代からのパー .....

ブラック・スワン(上)(下)

ナシ―ム・ニコラス・タレブダイヤモンド社

アマゾン創業者のジェフ・ベゾスの愛読書であり、幹部たちにも読ませているということで読んでみましたが、期待をはるかに上回る内容でした! ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズなどの「俗物」の「ゲスの極みおっさん」と違って、ジェ .....

創業者・石橋正二郎 ブリヂストン経営の原点

小島直記新潮文庫

昭和53年9月にブリヂストン㈱から「私家版」として発行されたものに加筆して昭和61年4月に発行されました。そのためもあってか、「社史」的な色彩が強い内容ですが、自己顕示とかお飾りとは無縁で、「社史」であることが、かえって .....

ビッグデータと人工知能  可能性と罠を見極める

西垣 通中公新書

    AI(人工知能)と言えば今大ブームで、近い将来ホワイトカラーの仕事の多くがAIにとって替わられるなどということが、まことしやかに語られます。 しかし、<人工知能>ではなく、<人造人間>はどうで .....